長野駅から善光寺をあとにした筆者と母は、次の目的地・小布施へ向かうべく、地下ホームにある長野電鉄へ移動しました。
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■長野電鉄は「地下鉄みたいだけど地下鉄じゃない」

14:00発の長野電鉄長野線は、驚くほど空いていました。
ホームは地下にありますが、独特の「地方私鉄の味」がぷんと香る感じが素敵です。
改札は無人。
「え…大丈夫…これで合ってる?」と思いつつ券売機を見ると、電子マネー(たぶんSuicaも)やクレカが普通に使える現代的システム。
地方鉄道の心意気を感じます。
駅舎の雰囲気はどこも渋く、小布施駅も観光案内所がありながら控えめで上品。
降りた瞬間の「空気がキリッとしているけど、まだ日差しがあっていけそう」感が心地よかったです。
■タクシーがない → レンタサイクルでGO
観光案内所でタクシーを尋ねたところ、なんと全台出払っていました。
「じゃあ自転車で行きます?」と母。
70歳なのにめちゃくちゃアクティブ。
というわけでレンタサイクルで岩松院へ。
15分ほどの道のりでしたが、りんごの木が道沿いに無造作に生えていて、しかも全部たわわに実っている。
「えっ、りんごってこんなに無防備に置いてあっていいの?」と戸惑うほど長野の豊かさが目に飛び込んできます。
■岩松院の北斎、インパクトでかすぎ
岩松院では、葛飾北斎の傑作「八方睨み鳳凰図」を観覧しました。
説明付きで、やたらテンションの高い鳳凰がこちらを八方から監視してくる迫力に圧倒。
境内には小林一茶の有名な句「やせ蛙…」で知られる池もあり、小布施の文化レベルの高さをひしひしと感じます。

■北斎館…間に合わない!
駅へ戻りつつ、「北斎館行けるかな?」と時間を計算したものの、完全にタイムオーバーが確定。
ならばせっかくの小布施、栗を食べましょうということでカフェへGO。
■「栗の木テラス」しか開いてない → 30分並ぶ
なんと小布施中心部、閉店が早い。
たどり着いた「桜井甘精堂 栗の木テラス」だけが開いていて、しかも激混み。
覚悟して30分並び、やっと席へ。
季節限定の 栗の紅茶 と モンブラン を注文すると、疲れが一気に溶けていきました。
栗の紅茶はほんのり甘くて香りがよく、モンブランは正統派の濃厚系。
「並んだ甲斐あったね」と母と頷き合うひとときでした。

(この紅茶のカフェインが夜の睡眠に地味に悪影響を及ぼすことを、この時の筆者はまだ知らない…)
■デザインマンホールも押さえる
時間調整で近くの「中町小径」へ移動し、デザインマンホールをチェック。
小布施ってマンホールまでアーティスティックなんですね。
そして岩松院で聞いた“マンホールカード”を役場に取りに行き、コンプリート魂が刺激されました。

■夕食は長野駅の「草笛」でくるみそば
小布施駅から再び長野へ戻り、駅ビル内の「草笛」へ。
実は以前(2023年)田村ゆかりさんのライブで長野を訪れたとき行けなかった店で、念願の初訪問です。
くるみそばを注文すると、くるみの甘さが香ばしく伸びて最高に幸せ。
翌日は戸隠そばの本場に行くのに、まあいいかと自分を納得させつつ、完食。
■宿泊は「アイランドホテル天然温泉 白馬の湯」
今回の宿は長野駅徒歩圏にあるビジネスホテル。
スーペリアツインAで、130cm幅ベッドが2台あるゆったり仕様でした。
2階には温泉大浴場(やや小さめですが快適)。
温泉気候物理医学会員としてのチェックも怠りません。


泉質は ナトリウム塩化物温泉。
加水・加温・循環ではあるものの、お湯は柔らかく、旅の疲れに染みわたりました。
貸切状態でのんびり浸かり、最高の締めくくりとなりました。

ただし、カフェイン耐性ゼロの筆者は、昼間の栗の紅茶のせいでなかなか寝付けず…。
「紅茶ってこわいな」と思いながら長野の夜が更けていきました。
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